生前贈与サポート
～預貯金、不動産の生前贈与など～

１．贈与税がかかる場合

　個人から財産をもらった場合に、その金額が基礎控除額を超える場合には、贈与税がかかります。贈与税がかかる場合等には、ご自身で申告書を提出し、贈与税を納める必要があります。

２．贈与税の２つの方式

　贈与税の申告方法には、暦年課税贈与（基礎控除額１１０万円の一般的な贈与）という方法と相続時精算課税贈与（贈与時には2,500万円まで贈与税がかからず、相続時に合算して精算する制度）という方法の２つの方法があります。贈与する財産やもらう方の状況などにより、有効な方法を選択する必要があります。

３．贈与税の特例制度

　贈与税の計算においては、一定の条件を満たした場合には、税金が軽減される特例制度があります。

　①夫婦間で居住用の不動産などを贈与した場合の配偶者控除

　②住宅の購入資金を贈与した場合の非課税制度